2005/09/07
仕事と遊びの違い

マイミクさん(=mixi内のおともだち)からの問いかけに、「仕事と遊びの違いとはなんぞや?」というものがあり、おもしろそうだったのでBlogで反応してみることにした。

結論から言うと、
「仕事」=「自分、または誰かのためにすべきこと」
「遊び」=「自分が満足するための行動」
となるだろうか。

私にとって生きることは「仕事」。
だから「遊び」は、生きているという「仕事」の中で、それをよりいいものにするためのスパイス的存在になると思っている。「仕事」は基本的に自分にとって負担になるもの。それをいかに楽しく、有意義にできるかは「遊び」にかかっている。

ただ、生きることを「仕事」と言ってしまうと、狭い意味での「仕事」(=金銭を稼ぐためのもの)は、「遊び」ともとらえることができたりしてややこしいことになるので、もう少し狭い範囲で両者の違いを考えてみる。

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フリーになって5年経っても、いまだ「仕事」=「遊び」にはならない。結果として「遊び」が「仕事」に影響を与える、またはその逆ということはあるけれど、仕事は仕事、遊びは遊び。遊んでるときくらい仕事は忘れたい。

このマイミクさんの問いかけへのいろんな人の答えを見ていると、ほとんどが「両者に違いはない」という答えばかり。みんなきっと、仕事が好きで、楽しいと感じているのだろう。

私は、仕事をしなくていいならしたくない。でも、Webを作ることとか、人と接することは大好き。駆け出しのころ、これで結構悩んだ。「好きなこと」を「したくないこと」に組み入れてしまった、せっかく好きではじめたことが嫌いになってしまうかもしれない、と。

でも結果的には、とりあえず私の中の感覚で「Web制作」と「仕事」は分離できているようだ。Webを作ることで人とつながっていくことは楽しいけれど、あくまでもその行動(現象)が楽しいのであって、それがそのまま「仕事が楽しい」ということにはなっていない。

書いていて思ったけれど、私は「仕事」と「遊び」を一緒にできないんじゃなくて、したくないんだと思う。一緒にしてしまうのが悔しいような気持ちがある。仕事は誰かの役に立つためにやっていたい、遊びは自分の満足のためにやるものでありたい、という感じ。うまく言えないけれど。

# もともとは簡潔なエントリーだけを書こうと決めて今のデザインにしたのだけど、長文が多くなって辛くなりつつある……

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