2005/05/17
アンテナ
人が何かを思うときは、なんらかのきっかけがあるはずだ。
たくさん「思いたい」なら、いろんなものを見たり聞いたり知ったり、いろんな人に出会ってしゃべったりしなければいけない。「アンテナをはる」というのは、そういうことだろう。
なのに私は、無作為にそれができない。
自分が知らないもの、興味がないものに対してもっともっと関心を持たなきゃいけないのに、外に出ることをずっと恐れている。アンテナをはって「受信する」ということは、ある程度自分自身も誰かに「受信される」ということなのだ。
「アンテナ」の受信感度がいい人であればあるほど近づくのが怖いと感じるのは、こういう理由なんだろうか。
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