ということで、ライター参加記念に、CSSとの出会いについてちょっと書いてみようと思います。
私がCSSと出会ったのは、多分4、5年前だと思います。
そのときは「CSS」というものが何の略かも知らず、その存在意義さえ分からず、無視していたという状況でした(^^;4年前にWeb制作のスクールに入った段階では、CSSはぜんぜん知識はないに等しい状況でした。
スクールでCSSってなんだという話を聞いても、実感としてはよく分かりませんでした。
CSSで色を指定する?<FONT>でもできるじゃん。
CSSでレイアウトができる?<TABLE>でいいじゃん。
レイヤー?やってみたけど、なんかめちゃめちゃに崩れちゃうんだけど。
そのメリットがぜんぜん理解できなかったんですね。そもそも、CSSだけじゃなく、HTMLの存在意義もわかっていなかったんだと思います。
そんな私が、初めてCSSを使ってサイトを作ったのは、今から3年半くらい前。つまりスクールを卒業した直後でした。身内からの依頼で、ボランティアでサイトを作ったときに初めて使いました。
「ページの背景を固定したい」というのが最大の目的でした。Netscapeでは対応してないのですが、それでもやりたかった。せっかくなので、行間や文字の大きさ、文字間隔などをCSSで調整してみました。同じフォントなのに、これだけ読みやすさが違うのかとびっくりした覚えがあります。意義とかそんなことはともかく、CSSって意外と便利なのね、と思いました。
その後、仕事をしていく中でだんだんと、文字の大きさと行間程度はCSSで調整するのが当たり前になっていきました。少し前までは「CSSを使ってはいけない」というクライアントも結構いた気がしますが、今はまったくいなくなりましたね。たまーに、レイヤーを使ったコーディングの仕事もやったりしてました。
そして去年の夏Blogを知り、「デザインとHTMLの完全分離」を目の当たりにして、これは面白い!と1ヶ月くらいテンプレートと格闘し、このサイトが10月末にできました。まだ、このテンプレートについては弱点も多々ありますが……。
Blogを触るようになってから、仕事においても、CSSに対する意識がかなり変わった気がします。今まで、NN4.7という存在のために、自分の勉強不足をごまかしていた部分もあった気がします。いまやシェアは1%にも満たない状況のブラウザにこだわり続けるよりも、制限をなるべく取って、デザインの可能性を増やしていったほうが、自分にも、クライアントにも有益なのではないかと思っています。
スタイルシートスタイルブック、発売が楽しみです!
----書いてRebuildしたあと追記
びっくりした……
本文内にタグを入れると、大変なことになるんですね。
いかに自分が技術系の記事を書いていなかったかの証明になったです(^^;